「落ち着いている」という言葉の因数分解

黒板 考えたこと

※注意 この記事はどうでもいい内容で溢れています。

島にきてからというものの、色んな人に出会うようになりました。

そのたびに初めましての挨拶をして、よく言われる言葉があります。

「木下くんって落ち着いてるねぇ~。」

です。

僕は誉め言葉として受け取っているんですが、この「落ち着いている」という表現はいったいどういう要素から来ているのか自分では全然わからなくて、これを言われるたびにちょっと考えてしています。笑

「落ち着く」という言葉を辞書で引くと、

「落ち着く」 三省堂大辞林より
①動揺が静まり、安定した状態になる。
②住居・職業・地位などが定まり安定する。
③決まりがつく。(議論が)結論に達する。落着する。
④人の態度や言動が穏やかで冷静である。
⑤周囲のものと調和して、こちらの気分が休まる。安心して見ていられるようになる。
⑥落ちて下に着く。

なるほど、こうしてみると意外と色んな場面で使える言葉ですね。

普段人に使う意味としては④の意味であることが多いでしょう。

 

「態度や言動が穏やかで冷静である。」

 

そういえば僕は小学生のころ、あだ名が「冷静」だったこともあります。数か月ぐらい。笑

これはたぶん冷静なツッコミをしてたのを横で見てた友達がつけたあだ名だったと思うんですが、当時の僕は冷静とかクールとか言われると「なんかそれかっこいいな」と思って、よりクールにクールにとキャラ作りをした結果、かなりのポーカーフェイスになっていた時期もあります…。

その時は自然に”ふにゃっ”と笑えず、すごくぎこちない笑顔をしていたのを覚えています。というか今もちょっと苦手です。笑

 

じゃあ、不愛想で冷静なツッコミをする人は「落ち着いている」のか。

なんか違う気がしますね。

たぶんその人が「落ち着いている」と言われた場合、マイナスの意味で言われているような…。

 

僕は不愛想な人は嫌いです。

不愛想な人って絡み辛いですよね。

何言っても無表情で、この人怒ってるんかな?とか考えてしまいますよね。

自分が喋ってる時は、ちょっとぐらい微笑んで欲しいですよね?終始張り付いたような笑顔の人も信用ならん気はしますが…。

自分が嫌だと思ってることは相手も嫌だと思っているかもしれないという理論で、僕はできるだけ愛想よくなろうとしているのですが、未だに微笑みながら話を聞くのが苦手なので、聞きながら口を歪めて感情を表し共感しているというテクニックを使っています。どっかで聞いたこのテクニック結構役に立ちます。

 

あと、冷静なツッコミをしてくる人も嫌いです。

楽しい会話で盛り上がっている時に、水を差すように超現実的なことを言う人いませんか?

「いや、だってそれ~~じゃないし。」みたいな。

これやられると一気に場がしらけちゃうんですよね。

「一言多い。」ってやつも似たようなもんです。余計なこと言うとしらけるんですよね。

高校ぐらいの時に誰かに注意されてから、これも直すように心がけてきました。

僕は小さいころからこれをずっとやってきて、なかなか癖が抜けなかったので、矯正するのが大変でした。

でも今は減らそうと心がけてるおかげでだいぶ減ってきたと思います(…まだあるにはある。飲んだ時とか特に。笑)

 

こんな過去や癖がありますが、じゃあ僕が「落ち着いてる」と言われる時にマイナスの意味を込められているように感じることがあるかというと、それはないんです。

枕詞に、「年の割に」という言葉がよくついてくるからだと考えています。

「木下くん、歳いくつ?」

「26です。」

「え~、26なのに落ち着いてるなぁ~。もっと上かと思ったよ。」

みたいな会話が常です。

たぶん、「老けてみえる」と言いたい訳ではないと思うんです。

発言者自身に「歳相応の落ち着き具合の基準」があって、その基準と差異があるからこそ出る発言だと思います。

このことから、「人は年齢を重ねると落ち着いていく」つまり、「落ち着いている=大人っぽい」「落ち着いていない=子供っぽい」という解釈につながります。

 

ということは、僕は「大人っぽいね」と言われているということでしょうか。

そもそも「大人っぽい」というのはどういうことなのか。(…迷宮入りしそうなニオイがしてきましたね。)

「大人」=「20歳以上の男女」と考えるのは間違いだと思っています。

例えば、お酒を飲めるようになった大学生は、まず何をするか。そう、乱痴気騒ぎです。

まぁそれは非常に偏った意見として…僕が言いたいのは「20歳すぎたからといって急に考え方が孟子のようになるわけじゃない」ということです。

子供のころに思っていた「大人」は、自分が思っていたほど「大人」ではないということは、自分が20歳を過ぎるとわかりますよね。

「あぁ、あの時の小学校の先生と同じ歳になったのか。あの時、先生はすごく偉大に見えたけど、実際のところそこまで完璧な人間じゃなかったんだな。」みたいな感じで。

趣味も変わりません。10代の頃ゲーム好きな人だったはゲームが好きなまま、アニメ好きな人はアニメが好きなまま20歳になり、21歳になります。

かつて「子供がする遊びだ」と言われてきたようなことを20歳過ぎたら急に興味がなくなるか。そんなわけないですね。何も変わらないんです。好きなものは好きなまま。

 

「大人」を辞書で引くと、違う答えがでてきます。

「大人」=「 成長して一人前になった人」とでます。

じゃあ「一人前」を辞書で引くと、

「一人前」=「成人であること。また、成人の資格・能力があること。」

じゃあ成人は?

「成人」=「心身ともに成長して、一人前の人間になること。」

ここで一周しました。

辞書を引いてもこんな感じなので、そもそも「大人」という言葉の定義そのものが人によって異なるようです。

 

辞書の結果からして、「心身とも成長した人」が「大人」であると思うんですが、「身」はともかく、「心」は死ぬまで成長し続けると僕は考えています。

ならば、「大人っぽい」というのは、「心が成長した人のようだ」ということでしょうか。

「歳のわりに落ち着いているねぇ~」というのは「年齢の割に心が成長しているねぇ~」ということでしょうか。

それなら嬉しいんですが、ここで疑問が生じます。

 

初対面で15分ぐらいしか喋ってないのに、「年齢の割に心が成長しているかどうか」がわかるのかということです。

①その人の心の成長度合いというのは、数分喋ってみればわかるものである

これであれば検証終了なんですが、もしそうでない場合、

②「歳のわりに落ち着いている」という言葉は、会って数分でわかる「外見」または「雰囲気」に関係している

という可能性もあります。

 

僕は最近、会って数分もすればその人のことがなんとなくわかるようになってきた(と思っている)ので、

ここは、①という結論を出したいところですが…

今日はここまでにしておきましょう。

こういうどうでもいいようなことを考えるのもたまにはいいですね。文章化すると、より脳が鍛えられている気がします。

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