突然ですが、あなたは死生観を持っていますか?
死生観とは、生きることと死ぬことに対する考え方、または判断や行動の基盤となる生死に関する考えのことです。
https://www.irs.jp/article/?p=502 より引用
別に病んでるわけではなく(身体的にも精神的にも)、他の人は死についてどういう風に考えているのかふと疑問に思ったので記事にしてみました。
僕は今までに何度か、死について考えました。そして答えが固まりつつある僕の死生観を書いておこうと思います。
木下の死生観
人間は死ぬと無になる。
無とは、寝ている状態に近い。
厳密に言えば、寝ている時は寝返りなどのタイミングで細切れに意識があったり夢を見たりするので、少し違う。
寝ている状態の中でも、そういった瞬間のない、まったく意識が無い状態。
眠ったまま、一生目覚めないことが死。
死んでしまえば、これまでの人生の出来事を何一つとして思い出すことはない。
自我も魂も念も無い。
僕はそう思っています。
そこで、ふと宇宙に想いを馳せます。
地球の歴史からすれば、人間の命の長さなんて星の瞬きのような短さで、例えるなら一瞬の光。
光った、と思った瞬間に消える人生の儚さ。
そんな大きな存在である地球の誕生から消滅までも、宇宙全体の歴史からすれば一瞬の光のような出来事なのかもしれない。
そんなことを考えていると、自分の人生のちっぽけさに気づきます。
地球の、人間の、自分のちっぽけさに。
じゃあ、このちっぽけで、儚くて、死んだら無になって何も自分には関係の無くなるようなこの人生をどう生きるのか。
僕は自分のやりたいことをできるだけやりたいと思いました。
理不尽で意味の無いことをできるだけ自分から遠ざけて、自分のやりたいことのためだけに時間を使えるような人生が良いと思いました。
どうせ一瞬の命で、儚く消えて無になるなら、せいいっぱい楽しもうと。
死生観を考えるメリット
僕が死について考えることで得たものは、最強のメンタルです。
自分に降りかかる理不尽なことは全て、死を思えば、宇宙の規模を思えば、すごくちっぽけなことで、一笑に付すべきことだということがわかります。
なんでも宇宙規模で考えたらいいと思います。
例えば、人間関係の悩みとか皆さん少なからずあると思いますが、そんなこと宇宙から見れば、ミジンコ同士の争いのようなもんだと気づくはずです。
人間は視野が狭くなるとどうしても、逃げ道が塞がっているとか、後が無いとか思いがちです。
たまには宇宙から自分を見るくらい視野を広げて、人生の儚さを考えてみるのもいいと思います。
他の人の死生観も聞いてみたいなぁ。聞いても自分の死生観は今後死ぬまで変わることはないと思うけど。
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