僕は今、6LDKの家の中の4畳の部屋で生活しているんですが、その部屋の中にイスがないのです。
だから本を読むときとか、ベッドにうつ伏せになったりして読むと、すごくしんどいんです。
ちょうど、とあるイベントで出た廃材があったので、それを使ってソファを作ってみました。
できたもの
こちらができたものです。
制作のポイント
荒材を使ったので、ヤスリがけが大変
今回使った荒材、確か寸法は30×45mmのものなんですが、この荒材というのは、本来、家作りの時に目に見えないところ(壁の中とか、屋根と天井の間とか)に使われるものなので、木から製材したあと、カンナがけもヤスリがけもせず、ノコギリで切りっぱなしの材料なんです。
なので、サンダという紙やすりをひたすらゴシゴシしてくれる電動工具で木の表面がツルツルになるまで擦ります。
紙やすりは240番をつかいました。結構荒めのやすりですが、木自体がめちゃくちゃ荒いので、120番でもよかったかもしれません。
ちなみに僕が使っているサンダはこれです。
新興製作所というあまり聞かない名前かもしれませんが、これが安くていいです。amazonでも人気商品です。
ニス塗り
しっかりヤスリがけしたあとは、水性ウレタンニスで塗装します。
塗装すると一気にそれっぽくなります。
ヤスリ→濡らして絞った雑巾で水拭きして木くずを除去→ニス塗り→ヤスリがけ(400番ぐらい)→ニス塗り(2回目)
という工程ですすめていきます。
今回はこの「和信 水性ウレタンニス エボニー」を使いました。
白いクッションに濃いめの色が映えるかなと思ってエボニーにしました。
このソファぐらいの塗り面積なら、130mlでギリギリ2度塗りできます。
クッション作り
amazonで2000円ぐらいで買ったポリウレタンのクッションを使いました。
これをハサミで切ります。
これを2枚重ねて、ベニヤにくっつけて、それを布で覆っていきます。
クッションを切る大きさは、ベニヤの大きさより1cmぐらい大きめにしてあります。
使っている道具は、タッカーといいます。ホッチキスの芯のようなものを打ち込むことができます。
こういうのです。
背もたれと座る部分の2つのクッションを作るのに、芯は300発ぐらい使いました。
布は、これも倉庫の奥深くに眠っていた帆布を利用しました。
帆布は丈夫で肌触りもそこそこ良いので、ソファには向いている素材だと思います。
制作費用
30×45mm荒材 0円
1×4材 2m 2本 456円
店で一番安い刷毛 138円
ウレタンニス 698円
ポリウレタンクッション 2109円
帆布 0円
タッカーの芯 130円
木ダボ 100円
L字金具 4つ 300円
紙ヤスリ 4枚 120円
合計 4051円
おわりに
前に作ったレッドアンドブルーチェアは作った瞬間に壊れるという欠陥品だったのですが、今回作ったこのソファはすごく丈夫です。そもそもレッドアンドブルーチェアは構造的に丈夫に作るのがかなり難しいというのもありますが…。
それでも、この椅子はパッと見てビス頭が見えない作りになっているので、その点が家具っぽくできて満足しています。
金物は使いたくなかったのですが、小さいL字金具が4つだけ見えない部分に使われています。
これもそのうち腕が上がれば使わないで済むようにしたいですね。
次は3人掛けソファかダイニングテーブルをDIYします。
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