キューバ到着~宿へ
キューバに着くと、宿の人に予約してもらっておいたタクシードライバーが待っててくれていました。
キューバの通貨はややこしい
空港で両替。15000円→129CUC 1CUC=116円ぐらいのレートでした。
キューバにはキューバ国民が使うCUP(ペソクバーノ)と観光客が主に使うCUC(クック)という二つに通貨があります。しかもかなり計算が難しいです。
まず、25CUP=1CUC(≒1米ドル)
という計算です。すでにややこしい。
画像の中の、上が5CUP、真ん中が1CUC、下が5CUCです。
お釣りで5CUCもらったと思ってたら、5CUPだった!なんてことがよくあるらしいです。(悪いキューバ人がわざとちょろまかすらしい)…つまり、おつり500円貰ったと思ったら20円だったって感じ。最悪ですね。笑
3CUP札はチェ・ゲバラが描かれているので、お土産に人気らしいです。今回の旅では出会いませんでした。
また、それらに加えて、1CUC=100¢(センターボ)
とあまりガイドブックにも丁寧に書いてありませんが、アメリカのドルに対するセントのような存在もあります。
さらにややこしいのが、画像上のチェ・ゲバラの描かれているコイン。これも3CUP。
そして下の5¢、10¢、25¢と書かれているのが、センターボ。100¢=1CUC。
もう頭の中ゴチャゴチャでしょ?笑

さらにさらにややこしいのが、飲食店のメニューが$表記なんですよ。
ピザが40$って書いてあって、40CUCだとしたら約4500円のピザか~高いな!と思ってたら、実はそれは40CUPのことで約180円だったということもありました。安すぎ!
宿 Havana Lodge
宿はbooking.comで予約していました。
宿のオーナーからメールが来てて、空港から宿まで30CUCで連れて行ってくれるという約束を取り付けることができたので、空港から宿まで一足飛びです。
優しそうな感じの奥さんがお出迎えしてくれました。この人だけは英語が通じたので助かりました。
部屋はダブルベッド1つとシングルベッド1つという謎の構成。どっちを使ってもいいらしい。…と言われても、ベッドメイクも大変でしょうから、ダブルしか使いませんでしたよ。
これは到着してすぐ宿の2階から撮った写真で18時頃ですが、キューバは夜8時ぐらいまで明るいです。
晩飯を求めてさまよう
とりあえず晩御飯の調達に近くをウロウロしました。僕が泊まっていたのは市街地の西の外れのほうで、地元民がいっぱい住んでいる場所でした。
宿もいっぱいあるエリアです。
ですが、夕暮れ時のこの街は観光客も少なく、アジア人は僕一人だったんじゃないかってぐらいでした。
歩いていると、チャイニーズ?コリアン?と言われたり、ニーハオ〜とか言われたりして新鮮でした。あんまり日本人がくるとこじゃないんですね。
東南アジアだと、コンニチハとかアジノモトとか言ってきますが、こっちでは日本語は全然聞けませんでした。
あとは、モフモフマッサージあるよ?とかバイワンレイディー?とか、まぁいつもの感じですよね。笑
ちょっと冒険してネタ作りをしたい気持ちもありましたが、長旅の終わりで元気もなかったので、とりあえずそれらはスルー…晩飯のキャッチに呼び止められたので、話を聞いてみると定食っぽいので5CUCから10CUCでした。
素直にそれ食えば良かったんですが、なんか現地民が行列をなしているピザ屋があったので、そこでピザを買うことにしました。
(これは翌日撮った写真です)
メニューの一番上に「Pizza queso 40$」と書いてあって、それを頼みました。スペイン語はほぼローマ字読みの発音なので、意味はわからずともそれっぽい音を発音することはできます。
ついでに注文したAGUA(水)500mlも40$でした。
40$っても4000円じゃないよな?…40CUPのこと?だとしたら1.5CUCぐらい?つまり150円ぐらい?…と、先述したややこしい通貨の罠にかかりつつも、よくわからないので5CUC渡したら2CUC返ってきました。
返ってきたのは2CUC…あれ、5CUP多くない?
このせいで、僕は結局何が正解かわからず、とりあえず少なめに出して足りないと言われたらちょっとずつ紙幣を増やして払うという生活をすることになりました。笑
そして買えたピザはこれ。
これ、左手の上に乗ってるんですが、手から思いっきりはみ出てます。
しかも、左手とピザの間は、コピー用紙ぐらいの厚さの紙一枚。非常に不安定。
ってか、このボリュームのピザと500mlの水同じ値段ってこと?というか、このピザ200円ぐらいってこと??安すぎ?
ま、このピザそんなに美味しくなかったんですけどね。
チーズがしょっぱくて最後のほう胃もたれしました。
そして途中何回かガリッっていうんですよ。小石みたいなのが…。
っていうか、この旅始まって、ご飯はピザしか食べてない。笑
夜の街は怖い
路上のパリピ
帰り道、スピーカーを肩に乗せて踊り叫びながら歩く男女のグループがいました。
8人ぐらいで、皆ステップを刻んで「hoooooooo!!」みたいな奇声をあげていました。
この人らが僕の前をゆっくり歩くので、宿に帰るために早歩きで抜かしたんですが、抜かしざまに「お前もノレよ!」と言わんばかりにこっちを見てきたので、ちょっとだけステップを刻んでノっておきました。
にしても、住宅街のど真ん中でするかね?笑
いたずらな老婆
その後、また宿まで歩いてる途中に、急に窓から「ウェーイ」という声とともに何かが足元に飛んできました。
家の1階の窓から、おばあちゃんが自分に向かって紙屑を投げてきたのでした。
突然すぎて怒るどころか、笑うしかできませんでした。かなりびっくりしました。
「ヘイヘーイ」って言って肩をすくめておきました。笑
3階から空き瓶
おばあちゃんをやり過ごして1分後ぐらいに、僕の10mぐらい前に何か降ってきました。
3階からオッサンがビンを投げ捨てたのです。
そりゃもう「パリーーンッ」って砕け散ってましたよ。
下手すりゃ大けがよ?笑
最初の晩にこんなことが立て続けにあり、日本でまだ旅の計画をしていた時のRYOのLINEを思い出していました。
RYO「大丈夫!キューバは中米の中でも治安いいから、全然一人でも行けるって!」
…どこが治安良いんですかね?笑
そして65時間ぶりぐらいにシャワーを浴びて就寝。やっとベッドで寝れました。
日本時刻で言うと13日の朝7時から15日の朝11時まで横になれなかった。記録52時間。なかなかのもんじゃないでしょうか。疲れた~。
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