キューバで初めての朝を迎える
翌朝現地時刻9時に目覚めると微熱な感じでした。もうお決まりですね。笑
僕の場合、海外旅行と体調不良はきって離せないようです。
昨日の夜、宿の奥さんに「あんた明日の朝飯いる?5CUCやけど」と聞かれて、もらうことにしました。それがこれです。
お決まりのように大小のハエがウロチョロしてますが、暖かい国あるあるですね。そこまで気になりません。
これはきっと食べれるおいしさだろうって思って食べたパン&ジャム…ものすごくまずい。パンはパサパサで時々ジャリっていう。ジャムに関してはアヲハタさんの偉大さを思い知りました。キューバに届けたいアヲハタ。
写真には写ってませんが、後からでてきた目玉焼きだけは美味しかったです。これだけは約束された味。鶏さんありがとう。
カットされたトマトは、以前タイで生野菜を食べて腹壊して入院したことを思い出しながらも全部食べました…どうなっても知らん。笑
そして、4種類のフルーツ。南国のフルーツは全て美味しい…と言いたかったのですが、デザート皿左のにんじんみたいなのと、右のピンクのはめちゃくちゃまずかったです。例えるならバナナとキュウリを一緒に食べているような感じ?
パイナップルとバナナは普通に食べられました。特段おいしいというわけでもありませんでしたが。
あと、キューバンサンドイッチもでてきました。これについてはあとで書きます。
美味しさはともかく、結構な種類と量があったので、5CUC払ったかいがありました。ごちそうさまでした奥さん。
石鹸を買い求める
なんやかんや出された飯を全て食べ、石鹸を買いに外へ。(昨日の夕方は石鹸が売ってるお店が閉まっていたので、実はシャワーも石鹸なしでした…おかげであんまりさっぱりしてません。)
奥さんに石鹸ってどこで売ってるの?と聞いて、お店へ。
石鹸が売ってるお店は、衣料品、石鹸洗剤類、機械類がほんのちょっとだけ置かれてるスーパー?でした。
店の面積のわりに物が少なくて、北朝鮮の映像でこんなの見たような気がしました。(なんか中にいる人が怖くて写真も撮ってません。笑)
キューバのお店の中の様子の写真をあげているブログがありましたので、引用させていただきます。こんな感じでした。
https://currykusa.com/archives/3087(curry草枕 様より引用)
社会主義で物資が少ないからなのか、万引き防止だからなのか、陳列されている商品をレジに持っていくというスタイルではなく、ショーケースにあるのを指さして買うというスタイルでした。
そうしてバラ売りの石鹸を一つだけ手に入れ(たぶん0.5CUCぐらい)、宿に帰って洗濯をすませ、この微熱をどうするか考えました。
朝飯のまずさから若干の吐き気もあります…笑
とりあえずいったん昼寝することにしました。昼寝といいつつ結局夕方まで寝ていました。(海外まできて何してるんだ)
晩飯を探す
夕方に、そろそろ何か食べないとと思い、外へ出て晩御飯を探しました。
これです。朝も食べたキューバンサンドイッチ。
ハムとチーズを挟んだホットサンドのようなもので、キューバではポピュラーな食べ物っぽいです。個人がやっているような適当なお店で買いました。
昼寝しつつも、クワントクエスタ(それいくら?)という単語を覚えたので、試してみましたが、返事は「メンテ」…「メンテ??」よくわからないので3CUC札渡したらいっぱいおつりが返ってきました。
「メンテ」ではなく「ヴィエンテ」つまり、20CUPのことだったようです。そして20CUPは約1CUC(CUC=25CUP)。あ~ややこしい。
このサンドイッチ、朝も食べましたが、可もなく不可もなくといった感じで、キューバでの主食になりそうです。何より生野菜が入ってないのが安心。ただ、食べ終わった後、口の中がキシキシになるというか、この感覚伝わりますかね…普段口の中ってツルツルしてますよね、それがキシキシになるんです。何の成分のせいでしょうか…?
そして大きい水を買うのにも挑戦しました。
昨日、水はaguaということは学んだので、大きいという意味の「グランデ」(スタバでも使いますよね)と一緒に注文したら、無事大きい水が手に入りました。(2CUC)
サンドイッチ食べ歩きしてたら、屋台のおじさんにコレが合うから飲めと(おそらく)言われて1CUCと交換したジュース…たしかに美味しかったです。1CUCはもしかしたら高いんかもしませんが、もういいです、コミュニケーションとれませんから。笑
キューバのwifi事情
この国のwifiは1時間1CUCでネットする権利を買う方式です。
空港のwifiみたいな感じで、wifiスポットに行ってwifiに接続すると、ログイン画面が出てきます。
これまたスクショを忘れたので、違うブログから拝借します。
http://sekainodokokade.com/blog/cuba17(The used key is always bright.様より引用)
他の人が書いたキューバ旅行記見るの面白いなぁ…。
そのログイン画面で、
このカードに書いてあるidとパスを入力すると、ネットが繋がります。
このカードはwifiスポットの近くで「ワイファイ?」と言ってくる人達が販売してます。最初に話しかけてきたおじさんを僕は”wifiおじさん”と名付けることにしました。
この公園がwifiスポットになっています。(道の舗装もめちゃくちゃだったりツッコミどころは色々ありますが、一応木が生えているところが公園です。笑)
wifiおじさんは、この公園の前で通行人に「ワイファイ?ワイファイ?」と声をかけて、wifiカードを売りにきます。
正規店で買えば1時間分が1CUCですが、僕は2CUC要求されました。この差額1CUCがwifiおじさんの儲けです。
なんでこんなビジネスが成り立つかというと、wifiカードを売っているお店に問題があります。
これがそのwifiカードを売っている正規店なんですが、ご覧の通り列ができています。国に対して面倒な書類をたくさん書かされるのか、はたまた彼らの仕事が遅すぎるのか、たった1枚のカードを売るのにめちゃくちゃ時間がかかっています。
この列に並ぶと30分ぐらいは取られるな…そう感じるぐらいはけるのが遅いです。
ここで1CUCのカードを1CUCで買うために並ぶか、2CUC払ってストレスフリーでゲットするか、時間のない旅行者なら後者の方がだんぜんお得だと思いませんか?
しかもガイドブックによると3CUCで売る商人もいるです。それも予備知識としてあったので、まぁいいかと思い購入し、wifiスポットである公園で接続することにしました。
擦りすぎ注意
カードの裏面は銀色の部分を擦って出てきた番号を入力するitunesカードのような方式なのですが、その感覚でスクラッチすると、強く擦り過ぎて書いてあった文字まで削ってしまいました。
紙とか諸々のクオリティが低い!
削れてない部分からなんとか数字を予測し、10回目ぐらいでやっとこさログインできました。良かった。
皆さんも気をつけて。小銭で擦るのはいいけど、優しくどうぞ。
宿のfreewifiの罠
そしてこれは推測ですが、宿もこのシステムを使っているようです。
宿の中にwifiスポットはあります。そしてチェックインした瞬間はつなげることができました。
でも朝起きたら繋げないのです。
宿の奥さんに事情を話すと、「旦那がいないとわからないからちょっと待って」と言われ…結局その日は繋げず…。
そして夜寝て起きたら、LINEの受信とかはできてて、でも起きた時にはもう繋がらず。
…つまり、どっかのタイミングで1時間分だけカードをwifiスポットに使い、その時間帯だけ使えた。と考えられます。(すべて推測)
まぁ、もうそれならそれでいいよ。とbooking.comにfreewifiと書いて宣伝していたことをわざわざ咎める気にもならず、普通に受け止めました。
キューバって色々な不都合がありすぎて一周回って許せてしまう、そんな国です。
寝る前の暇つぶし
ちなみに寝る前は、暇つぶしにヘミングウェイの「老人と海」を読み、ダウンロードしていた「この世界の片隅に」を観て寝ました。
ヘミングウェイはアメリカ出身ですが、キューバが大好きな小説家で、キューバのあちこちにヘミングウェイゆかりのものがあります。「老人と海」の舞台もキューバで、僕はキューバの海を見て、これがあのじいさんが魚と格闘した海かぁ…とか思いましたが、実際の舞台は旧市街のちょっと東のコヒマルという港町だそうです。そこまで行くのは遠かったので行ってません。笑
そしてキューバとはなんの関係もありませんが、前から気になっていた「この世界の片隅に」をipadで観ました。(海外にまできて何をしてるんだ)僕が今住んでいる広島が舞台なので、ちょっと親近感がわきました。ただのほのぼのしたアニメかと思えば、結構考えさせられる描写もありぜひ観て欲しい映画です。(体調を崩していた僕には少し重たかったんですが。笑)
もうずっと寝てます。でも寝なければ体調不良は治せない。治さないといけない理由がありましたので…。

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