雑誌などで取り上げられていて、かなり有名ですが、今回東京出張のついでに行ってきました。
(…この入り口のサイン、影の落ち方微妙じゃない?)
基本情報
公式HP:https://ninehours.co.jp/shinjuku-north/
住所:東京都新宿区百人町1-4-15 ナインアワーズ北新宿ビル3-8F
この新大久保駅から歩いてすぐです。山手線なので、アクセスも良いです。
金曜日に泊まって、カプセルルームが3960円でした。安くはないですが、質を考えると高くもないかなと思います。
新大久保はコリアンタウン色が強く、ここだけ外国みたいです。
ナインアワーズのスタッフも韓国人っぽい人が多かったです。(日本語を話していても訛りでなんとなくわかる)
中の様子
まずはエレベーターに乗って、8階の受付へ。
受付でチェックインをしてから、専用エレベーターで男性用のフロアへ。
(これがめちゃくちゃ面倒でした。というのも、男性用フロアから外へ出ようと思ったら、エレベーターを2回も待つ必要があるのです。中には自販機もなかったので、わざわざコンビニに水を買いに何回もエレベーターに乘る羽目になったのがプチストレスポイントでした。セキュリティのためなら仕方ないか…)
男性用フロアについたら、まずは自分のロッカーのある場所に行きます。ロッカーは大きく、ハンガーや靴入れもあるので、これは助かりました。
ロッカーの中には、バスタオル、フェイスタオル、バスマット、寝巻き、歯ブラシ、スリッパが入っていました。
バスマットまであったのは驚きました。各自、シャワーからでる時に使うんですね。すごい。
どれだけ内装やサインがかっこよくても寝巻きがクソダサデザインなのは、耐久性やサイズなどを考えるとしょうがないと言えばしょうがない。
ロッカーで荷物をとったら、ベッドルームへ。
ベッド。「カプセルホテル=おじさんのためのもの」というイメージを覆す近未来的なデザイン。静けさと合間って神秘的な感じがします。

実はこの日、21_21 DESIGN SIGHTの「マル秘展」に行きまして、そこでデザインの成り立ちも見てきました。デザインは、柴田文江さん、廣村正彰さん、平田晃久さんが行ったそうです。
ベッドの中。ツルツルしています。笑
作るの大変そうですね。1口のコンセントと、調光スイッチがついているだけのシンプルな作りです。
シャワールーム、洗面所です。一瞬どうなっているのかわかりませんよね。鏡が真ん中に配置されています。
綺麗ですが、サインを排除しすぎて使いづらさも少々あります。まぁ言われなくても察するような層のお客さんが来るんでしょうが…。
シャワールームは広く、ガラスの扉が使われています。高そう。
共用スペースもシンプル。ここで仕事をすることも十分可能な快適空間。
二泊以上する人も、チェックアウト時はベッドルームに入れないので、ホテル内にいたい人はここで時間を潰すことになります。
評価
寝床の快適性…☆☆☆
接客態度…☆☆
水回りの快適性…☆☆☆
共同空間の快適性…☆☆
オリジナリティ…☆☆☆
おしゃれで、入った時はワクワクするんですが、超快適かと言われるとそうでもないというか、宿泊者の痒い所には手が少し届いていないような感覚でした。オシャレを追求すると、多少なりとも省かなければならない点もあるので、そこは仕方がないような気がします。
タオル、寝巻き、歯ブラシなどがついててこの値段なので、急な宿泊とかになっても安心なのは評価すべき点です。7000円のビジネスホテルに泊まるならこっちの方がコスパはいいでしょう。
洗練されたデザインを味わいに、皆さんも一度泊まってみては。
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