【新しい経済について行けるか?!】「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」

読書視聴録

ビットコインに手を出そうと思ったのは、今から約1年前のこと。そのころは、1ビットコイン=10万円ぐらいでした。結局買う手続きが煩わしそうだったので辞めたんですが、あの時買っていればなぁ…と何度も後悔しました。笑

1ビットコイン=200万円を超えたころ、日本中で、投資に興味のない人でさえ、「ビットコインって何?儲かるの?」と口にするようになりました。

今まさに変わりつつある経済のルール。それを簡単にまとめてくれている本がありました。

 

はじめに

この記事は、佐藤航陽の書籍【お金2.0 新しい経済のルールと生き方】
の読書録です。

 

三行まとめ

持続的かつ自動的に発展していくような「経済システム」には5つの要素がある

今、あらゆる仕組みの「分散化」が起きていて、それが今までのビジネスモデルを覆す。

「分散化」の末、あらゆるものの価値が可視化され、「価値」の扱われ方が変わる。

…三行にまとめるの難しいです。。

 

印象に残ったこと

良い「経済システム」の5要素

「経済システム」は、大前提として自己発展的に拡大していくような仕組みである必要があります。
誰か特定の人が必死に動き回っていないと崩壊するような仕組みでは長くは続きません。(中略)
この持続的かつ自動的に発展していくような「経済システム」にはどんな要素があるかを調べていった結果、5つほど共通点があることに気がつきました。① インセンティブ、 ② リアルタイム、 ③ 不確実性、 ④ ヒエラルキー、 ⑤ コミュニケーション、の5つです。

「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」 から引用

本文中ではフェイスブックが例に出てきます。新たな経済システムを作るときには、この考えは重要になると思います。

誰か一人によって仕切られるような仕組みではなく、その枠の中にいる人一人ひとりが思うままに動いた結果、仕組みがうまく回っていくということですね。

ん、こんなこと経済学の本で学んだような…。っていうか経済学の基礎的な考えですよねこれ。

まぁこうして要素化してまとめられていると、考えが整理できてありがたいですね。

できれば、地方で経済システムを考える時に使ってみたいです。・参加することで報酬がある(儲かる、モテる、認められるなど)

・時間によって状況が刻一刻と変化する
・運の要素がある
・ヒエラルキーが可視化されている
・参加者同士が助け合ったり、議論できたりする
そんなシステム…。

会社を起こして、農場を買って、社員一人ひとりに均等に区画分けして同じ作物を育てさせて、一番収穫量が多かった人に賞金が出るとか?

ん~でもリアルタイムってのが弱いなぁ。色々な作物で合算してランキングを出すとか?パッと考えたわりには、なんかちょっと楽しそう。

 

シェアリングエコノミーの先に

シェアリングエコノミーは、ネットワーク化した個人を束ねて1つの経済システムを作り、人間には煩雑な支払いや中立性を求められるレビューのような最低限の機能だけを代理人として提供する立ち位置です。(中略)
シェアリングエコノミーが最も進んでいるのは中国です。

「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」 から引用

シェアリングエコノミーが一番進んでいるのは中国なんですね。ここ10年で急激に成長したため、社会インフラが整備されておらず、新しいサービスはものすごい勢いで浸透するようです。中国の都市部ではキャッシュが使われないと聞いたことがあります。

シェアリングエコノミーと聞いてまず思い浮かぶのはAirbnbです。Airbnbは民宿などの宿泊所を探せるサイトで、
支払いとレビューだけAirbnbが管理して、あとは個人同士でやり取りをするという形ですね。

Airbnbで宿側が気にするのは、やはり評価です。僕もAirbnbを利用するときは、客が泊まったあとに書くレビューをよく見ます。

面白いのは、客も宿側に評価されるということです。評価が悪い客は、宿に宿泊を拒否される可能性があります。これは客のマナー向上につながります。

そして、この仕組みによく似ているのが中国の無人コンビニです。

中国のスタートアップの「BingoBox」が完全に無人のコンビニをオープンさせて話題になりました。(中略)
まずコンビニは電子施錠がされています。ユーザーは入り口のバーコードをスキャンして、WeChatのアカウントを認証しない限り中に入ることができません。
認証が済むと、鍵が自動的に開いてコンビニの中に入れます。
商品をレジの識別エリアに載せると自動的に価格が表示されて、レジ画面に表示されるバーコードをスマホでスキャンして支払いが完了です。(中略)
また、 中国ではSNSやスマホの決済に紐づいた信用スコアが存在していて、悪事を働くとこのスコアが下がり、SNSやスマホ決済の利用が凍結される可能性があります。(中略)
コンビニに入る時にSNSと決済のアカウントを認証しない限り入れないので、 ここで悪事を働くことは「割にあわない」と思わせることで犯罪を抑止しています。

「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」 から引用

WeChatは、LINEのようなメッセンジャーアプリです。

ここで重要なのは、信用が可視化されていて、それが犯罪の抑止力になっているということです。

その人がある程度常識を持った人がどうかなんて、会ってすぐには分からないものですが、その人のこれまでの行動に対しての他社からの評価が可視化されていれば、それを一つの目安に信用することができます。

信用がテクノロジーによって可視化されたように、これからは、影響力、好意のような感情や、時間、サービスの機能、デジタルコンテンツ、文字などの社会的な概念が、可視化され、交換可能なものとして扱われるでしょう。

 

おわりに

 

売れているYoutuberは、お金が減ることよりも、チャンネル登録者数が減ることを嫌がるそうです。

これは、ファンからの興味や関心の一部を収益化している、ということをよく知っているからだとこの本にありました。

今では、「人からどれだけ応援されているか」が可視化され、ステータスになります。

そしてそのステータスはクラウドファンディングなどでお金に換えることができます。

僕がブログを書くきっかけも、実は似たようなことからです。

「一定数の読者がいるブログの著者」というステータスは、これから何かをするうえでとても便利なものだと思うからです。

目まぐるしく進化する時代に取り残されないように、必死に食らいついていきたいと思います。

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