【ユニックを操作できる!】小型移動式クレーン運転の技能講習に行ってきました

考えたこと

社長からの指令で、小型移動式クレーンの技能講習に行ってきたので、どんなものか紹介したいと思います。

どんなクレーンを操作できる?

「移動式クレーン」とは、動力を用いて荷をつり上げ、これを水平に運搬することを目的とする機械装置で、原動機を内蔵し、かつ、不特定の場所に移動させることができるものである。(労働省労働基準局長通達より)

その中でも、小型移動式クレーンというのは、つり上げ荷重が1トン以上、5トン未満のものです。

実際に操作できるトラックの種類は以下の通り。

1、トラッククレーン

出典:http://www.furukawaunic.co.jp/

トラッククレーンは、下部走行体にアウトリガーと…とわかりにくい説明が教科書では続くので、簡単に言うと、トラックにクレーンがついたヤツです。レッカー車もこれにあたります。

↑の画像はトラッククレーンというくくりの中の、積載型トラッククレーンという種類で、通称”ユニック”です。古河ユニック㈱が作っている「ユニッククレーン」のシェアの高さが伺えますね。

2、ホイールクレーン

出典:http://www.kato-works.co.jp/

ホイールクレーンは、タイヤが付いたクレーンです。トラッククレーンと違い、荷台が無いことと、走行速度の遅いのが特徴です。

↑の写真はホールクレーンの中のラフテレーンクレーンです。家を建てる時にこれを使っていました。大きい柱や梁、野地板など、全部人間の力で上げていたらなかなか大変ですからね。がんばればできないこともないんですが。これがあるおかげで仕事が捗るというわけです。

KATOと書いてある㈱加藤製作所のクレーンを使っている人が多かった気がします。

3、クローラクレーン

出典:http://www.kato-works.co.jp/

クローラクレーンはタイヤではなく、クローラ(履帯)がついているものです。キャタピラとも呼ばれますが、キャタピラという名前は、アメリカの企業「Caterpillar Inc.」の商標らしいです。

出典:https://www.caterpillar.com/

こんなロゴみたことありますよね。え、ない?ならこれは?

出典:https://www.caterpillar.com/

そう、これは猫じゃなくて、キャタピラだったのです。パワーショベルの後ろとかにCATって書いてあるの、これだったんですね。

”創業初期から現在に至るまで世界シェアが不動の1位のため、建設機械の巨人と称される。”ってwikipediaに書いてありました。すごいぞ、キャタピラ。

 

そして、クローラクレーンの中でも面白いのが、カニクレーン。

この形で移動して、

ウィーーンと開いてカニのようにトランスフォームするんです。かっこいいでしょ。

せまい場所に単体で入っていけるので、墓地の墓石とかを動かすために使われたりします。

その他

他にも、

鉄道クレーン…タイヤじゃなくて車輪

浮きクレーン…タイヤじゃなくて船

クレーン機能付き車両系建設機械…パワーショベルにクレーン機能がついたもの

油圧ショベルマグネット仕様機…フックではなく、磁石の力で物体をつり上げる

が操作できるようになります。

講習内容はどんな感じ?

今回講習を受けたのは、広島クレーン学校の福山校です。

内部は撮影禁止となっていたので、残念ながら写真はありません。

ド素人で、他に何もクレーン等に関する資格を持っていない、あるいは特別教育などを受けていない人は、3日間で、講習13時間実技7時間43,010円のコースになります。僕もそのコースでした。

1日目 学科

09:00~12:10
昼休憩
13:10~17:55
途中5分休憩5回あり

休憩時間が短く、ほぼすし詰め状態です。かなり眠たくなります。でも寝るとテストに受かれません。というか寝てると起こされます。テストは起きていたら受かるレベルです。それは教官の教え方がうまいからです(意味深)。

2日目 学科+テスト

09:00~11:40
昼休憩
13:20~16:30
途中5分休憩4回あり
16:35テスト開始

テストの制限時間は1時間ぐらいだったのですが、早く終われば早く帰れます。僕は25分で終わりました(参考までに)。

玉掛け技能講習を既に受けている人は、11:40からテストがあります。2日目の午後は力学の内容です。といっても高校で物理を勉強していた人にとっては、めちゃくちゃ簡単な内容なのですが、そうでない人は苦戦するかもしれません。実際に隣に座っていたおっちゃんがめちゃくちゃ苦戦していました(でも受講生全員学科一発クリアしていたのでご安心を)。

3日目 実技+テスト

07:50~08:50 *
10分休憩
09:00~12:00
昼休憩
12:45~16:00
途中5分休憩3回あり
16:00テスト開始
17:30テスト終了

*の部分は玉掛けの技能講習を持っていない人だけです。

最大10人まで同時に受講できるようですが、今回は僕を含めて9人が受講していました。

積載型トラッククレーン(ユニック)を使って実技もテストもします。クレーンの操作を一人ずつ順番に交代でしながら、教官に教えてもらうというやり方なのですが、1人約10分は操作します。

つまり、1度自分の番が終わると、次の自分の番まで1時間半ぐらいあります。長い

その間スマホをいじることは許されず、ただぼーーっと椅子に座って待っているのが疲れました。私語禁止というわけでもなかったので、先述のおっちゃんとずっと喋ってました。

テストは、360kgぐらいのドラム缶にコンクリを詰めたものをクレーンで吊って、イライラ棒みたいに設置されているバーを避けながら移動させるというものでした。

簡単なテストでしたが、本番は緊張してしまうので、しっかり練習しておいたほうがいいです。まぁ全員合格していたので、そんなに心配しなくてもいいですが。

まとめ

操作できるとは言っても、一人で4tのユニックを運転して、物を吊るして移動させるためには、クレーンのフックに物を引っかけるのに”玉掛け技能講習”が必要で、4tトラックを運転するのに”準中型自動車免許(限定解除)”が必要なのです。

それだけ事故が起きやすい作業ということなので、作業する時は気を付けなければなりません。

…というわりに簡単に技能講習はクリアできるのですが。でもそうしないと、皆仕事できませんからね、難しいところです。

 

来週は、なんとパワーショベルを運転できるようになる「車両系建設機械運転者」の技能講習に行ってきます。笑

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