【ユンボに乗れる】小型車両系建設機械の特別教育を受けてきました。

考えたこと

↑出典:http://www.kenki.kubota.co.jp/

【ユニックを操作できる!】小型移動式クレーン運転の技能講習に行ってきましたに引き続いて、今度は、小型車両系建設機械(整地・運搬・積み込み及び掘削)の特別教育を受けてきました。

【ユニックを操作できる!】小型移動式クレーン運転の技能講習に行ってきました
 

特別教育と技能講習って何?

そもそも、特別教育とか技能講習とか、木下は何を言っているんだ?と思われている方もいることでしょう。

さらにいえば、安全衛生教育、免許もこれらの仲間みたいなものです。

簡単に言うと、

免許…国からもらう。試験があり、取るのが難しい。

技能講習…都道府県労働局長から免許を受けた人の講習を受けたら貰える。講習を受ければ取れるが、簡単な試験がある。

特別教育…事業者の教育を受ければ貰える。試験もないので簡単。

安全衛生教育…事業者の教育を受けるだけ。

といった感じで、本当に細々と分かれていて、全て書いていたらキリがないので、難易度が 免許>技能講習>特別教育>安全衛生教育 の順番ということだけ知っていれば十分だと思います。

これが特別教育が終わったらもらえる修了証です。なんとなくそのまんま載せるのが嫌だったので、いろいろ隠していますが、そんなに大した情報じゃないです。顔も出してますし。笑

習得した種目に「1」と表記されています。

そして、この修了証の書式は、学校によってまちまちで、広島クレーン学校で教えている種目だけしか修了証に載っていません。じゃあ違う学校行った時どうするのって思いますよね?裏面を見ると、講習の種類、修了証番号、修了年月日を記載する欄がありますので、おそらくそこに書かれて引き継がれるシステムだと思います。

これが技能講習のものです。ちなみに、移動式クレーンは、

免許取得…5t以上のクレーン
技能講習…1t以上5t未満のクレーン
特別教育…1t未満のクレーン
を操作可能となっています。

ちなみに、0.5t未満のクレーンはこういった資格は何もいりません。(っていうかそもそもそんなクレーンあるのか?)

このように、同じ種目で免許、技能講習、特別教育に分かれているものもあります。最初から免許を取ってしまえば他は受ける必要がないのですが、お金と時間はかかります。

おまけ

実は前の会社で足場の組み立ての特別教育も受けています。足場の組立、解体又は変更の作業に係わる業務に携わる作業者は全員受けなければならないもので、これがないと、足場をいじることができません。歩くことはできます。

小型車両系建設機械で乗れる機械

今回僕が受けてきたのは、小型車両系建設機械(整地・運搬・積み込み及び掘削)の特別教育です。「整地・運搬・積み込み及び掘削」とありますが、他にも、「基礎工事用機械」「締固め用機械・コンクリート打設用機械」「解体用機械」というのが、車両系建設機械にはありまして、それぞれに技能講習や特別教育があります。なんてややこしい。

そして僕は、機体質量(機体質量というのは、作業装置とか燃料とかを一切抜いた状態の重さ)3トン未満の「整地・運搬・積み込み及び掘削」の機械、つまり、ブルドーザー、トラクターショベル、ドラグショベルに乗れます。

ブルドーザー

出典:http://www.komatsu-kenki.co.jp/

ブルドーザーと聞くと、NINTENDO64のブラストドーザーっていうゲームを思い出します。それはさておき、ブルドーザーはトラクターの一種なのですが、そもそも車両系建設機械には、トラクター系とショベル系がありまして…トラクター系は、ブレード等の作業装置を旋回させることができないもので、ショベル系は、走行装置と運転席等の上部旋回体で構成されていて、下部走行体に対して作業装置が360度旋回できる構造となっている…と、まぁわからない人は太字だけ覚えればOK。

で、ブルドーザーは、クローラ―式(キャタピラのこと)トラクターで、排土板(車の前についてる板の部分)で掘削、押土、整地などに使用される建設機械です。

トラクターショベル

出典:http://www.anahori.com/

トラクターショベルは、クローラ―式もタイヤ式もありますが、手の部分が排土板ではなく、バゲット(簡単に言うとバケツ)になっており、積み込み、運搬等に使用されます。

ドラグショベル


出典:http://www.komatsu-kenki.co.jp/

これに乗りたくて取りに来たんです。俗に言うユンボ。ユンボというのは、もともとフランス・シカム(SICAM社、現・ユンボ)の製品呼称”yumbo”で、それ以外は実はユンボではないんですが、呼び易さからか、皆にユンボと呼ばれています。

わざわざドラグショベルとか言うのも面倒ですしね。とくに大工さんとかなんでも通称で呼びますね。現場監督時代は、大工さんの言ってる言葉を理解するのに大変でした。そもそもの大工の言葉の発祥も、昔の人の勝手な呼び名が呼び易くて定着したということも多くありそうです。

で、このドラグショベルは、主に地面を掘削するのに使われます。使い方次第で、積み込みや運搬や整地もできる優れものです。

講習内容

今回も広島クレーン学校で講習を受けてきました。

講習は2日間で、1日目の学科は30人ぐらい。それが半分ずつぐらいに分かれて、2日目の実技は15人いました。

1日目 学科

9:00~17:25(5分休憩5回、昼休憩1時間)

テストがないので緊張感もなく、小型移動式クレーンで勉強したようなことも多かったので、本当に退屈でした。6時間ぐらい考えても答えが出ないような哲学的な問いを事前に用意しておくことをオススメします。幸せとは何か…とか。

でも、安全に関することはちゃんと聞いておいてくださいね。適当に乗ると誰かの命を落としかねない乗り物なので。

2日目 実技

9:00~16:00(5分休憩3回、昼休憩45分)

小型移動式クレーンの経験から、相当暇になることは覚悟していましたが、やっぱり暇でした。

1トンのドラグショベルに順番に乗り、講師がマンツーマンで教えてくれるという形です。

1人10分ぐらいドラグショベルを触るのが合計3回あって、それで講習終了です。なぜなら15人もいましたから。1回自分の番が来たら次に触るまで140分待ちです。USJかここは。

140分3セットあれば答えが思いつきそうな問を用意しておきましょう。母への誕生日プレゼント、次の旅行の行先、次のデートの場所…などなど。

まとめ

正直、ドラグショベルに乗るのはめちゃくちゃ簡単です。でも”簡単”と”安全”は別で、しっかりとした知識がないと、思わぬ事故が生じて命を落とす、誰かの命を奪う可能性があります。横転して下敷きになったり、バケットで近くにいる人の頭部をつぶしてしまったり…。

そういったことをしっかり学んで、適切に機械を運転しましょう

明日から、さっそく2tのドラグショベルに乗って整地作業してきます!

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