西日本の皆さんご無事でしょうか…。
2018年7月5日から7日にかけての記録的豪雨で、大雨による土砂災害などが発生しています。
普段「雨が少ない」と島の人々が口を揃えていう因島でも例外ではなく、あちこちで洪水や土砂崩れが発生しています。
7日の朝に僕が撮った動画と、LINEで知り合いから送られてきた動画をまとめたものです。
今回の件を教訓にできるように記事として残しておきたいと思います。
そもそも因島は雨が少ないのか
「気温と雨量の統計のページ」というサイト(https://weather.time-j.net)によると、
因島の年間降水量は、1058.8mmだそうです。(生口島に観測地点があるので生口島のデータを参照しています。生口島は因島の隣の島です。)
全国平均の年間降水量は、1718mmなので、雨が少ないということは事実のようです。
5日から24時間の降水量は、竹原で161.5ミリ、尾道の生口島で134.5ミリと7月の観測史上最大を記録したほか、県内すべての地点で100ミリを超えています。
出典:広島ニュースTSS http://www.tss-tv.co.jp/tssnews/000001679.html
7日もまだ降っていましたので、おそらく150ミリほどは降ったのではないでしょうか。
これは、1年に因島に降る雨の14%に該当します。
雨が少ないゆえに雨に弱い?
6日は一日中雨で、普通に仕事をしていました。
因島出身の社長も先輩も「土砂崩れしちゃうかな?」ぐらいの軽いノリだったので、僕はそんなに心配ないのかなと思っていました。
でも7日の朝こんな画像が送られてきました。
あちこちが洪水していました。
僕は「今日の食べ物を確保しないといけない」と思い、スーパーへ向かおうとしたら、土砂崩れで通行止めに。
コンビニへ向かおうとしたら、土砂崩れで通行止めに。
回り道しようと思ったら、土砂崩れで通行止めに。
なんと、しまなみ海道も全部通行止め。
まさに詰んだ状態。
普段大雨が降らないので、大雨対策もそんなにしていなかったのでしょうか。
これだけ道が塞がれた状態が何日も続けば、因島大浜町の人達は、結構苦しいと思います。大浜町の中に一つでもコンビニとか食料品店があればまだだいぶ違うと思うのですが…。これは作るしかないですね。
幸い昼過ぎには、ローソンへ行く道の倒木などが路肩に寄せられて、ローソンへ行くことができました。
水は売り切れていました。お弁当やパンもしまなみ海道が封鎖されているので、在庫がありません。仕方なく冷蔵のハンバーグや缶詰を買って、食べました。
因島はしまなみ海道の他の島と比べても人口が多いほうなので、モノがなくなるスピードも速いんでしょうね。
因島:21947人
生口島:8902人
向島:22311人
出典:https://www.city.onomichi.hiroshima.jp/uploaded/attachment/6637.pdf
初めての断水体験
そして、尾道市では、7日の昼12:00から断水しております。
2018/7/17 追記
因島大浜町では、17日の朝から水道の水が出てきました。最初に出てくる水は水道管に溜まっていた水だから飲めないという情報がラインで回ってきてましたが、大丈夫そうだったので米を炊いたり、お茶を作ったりしました。今のところ元気です。
大雨により本郷取水場のポンプが水没したため、7月7日(土曜日)12時00分から尾道市内全域を断水します。
復旧の目途は立っておりません。
皆さまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。出典:尾道市公式ウェブサイト https://www.city.onomichi.hiroshima.jp/soshiki/64/20147.html
7時から21時の間、1人6リットルまで、土生公民館と中ノ庄公民館で給水できる。と先ほど町内放送が流れてきました。
料理と風呂とトイレが大変です。
中でもトイレが一番ダメージが大きいと思います。まぁ僕みたいな野蛮人だったらそのへんの草陰で
でも、今僕が住んでるアパートは水が出るんです。なぜかというと、井戸水を引いてるからです。
風呂もトイレも自由に使えます。井戸水も捨てたもんじゃないですね。
復旧の目途はたっておらず、噂では1週間かかるとか言われていたりします。
1週間の断水って結構大変ですよね。
まぁ死ぬわけでもなんでもないので、全然平気です。
今回のことを教訓に、自分の車の中に常時ペットボトルの水4リットルぐらい確保しておこうと思いました。
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