【総括】26歳がひと夏海の家で働いてわかったこと8つ

考えたこと

私の所属している株式会社プラスでは、この夏期間限定で「THE BEACH TERRACE」を運営していました。

(詳しくは、こちら参照ください。)

【因島の海の家はココ!】THE BEACH TERRACEがオープンしました!
 

そこでひと夏、社員としてアルバイトの人達を従えて働いていたのですが、そこでわかったことを記録しておきたいと思います。

その1、災害の後は客足が減る

(*…と思っているだけで、これに関してはちゃんとした根拠はありません。)

今年は、去年よりもだいぶお客さんの数が少なかったです。

考えられる理由は大きく二つだと思っています。

「災害のあった場所に行くのは不安だからやめる」という人が多かった

そもそも因島のビーチに魅力を感じる人が減った

もちろん色々な理由が重なっての結果なので、一概にこうだ、とは言えません。

前者ならともかく、後者なら結構苦境なのですが…答えは来年のお客さんの数でわかる…はず。

【実は雨に弱かった】2018.7.7の因島の大雨災害状況でも書きましたが、

【実は雨に弱かった】2018.7.7の因島の大雨災害状況
 

広島県は7月5~7日の記録的豪雨のせいで大変な目にあいました。

因島も7月7日の昼から7月17日の朝まで断水していました。

僕も7月の断水中に、滋賀に住む弟から「友達つれて、そっち遊びに行ってもいい?」と言われて、

「滋賀からこっちくるのは遠いし、そんな長い時間かけてくるぐらいなら、近くに水晶浜(福井)とか白浜(和歌山)とかあるからそっちに行った方がいい。ましてや災害後で遊びに来た時こっちがどうなってるかわからんからやめとき。」と言いました。

沖縄やハワイには及ばずとも、近くに海水浴場なんていくらでもあるのが日本。

わざわざ災害があって、土砂崩れとかしてそうなイメージのところに海水浴なんて…と思う人が多くてもなんら不思議なことではないと思います。

その2、地元客と観光客では使う額が全然違う

因島しまなみビーチに来るお客さんは、大半が因島の人で、土日や盆になると、福山市とかから来るぐらいです。あとはサイクリストです。

地元の人は因島しまなみビーチが大好きです。

毎日海の家で働いていると、何回も来られるので顔を覚えてしまいます。

そこで気がついたのですが、地元のお客さんと、そうではなさそうなお客さんとでは、明らかに海の家で使う金額が違います。

それは良く考えると当然のことで、自分に置き換えてみればわかります。

自分の家の近くの店と旅行先の店、どっちの方が財布の紐がゆるくなるか。

僕は旅行に行ったら、その土地ならではの食べ物とかがあればとりあえず買って食べます。旅行先で、お金がもったいないからといって、ファストフードやコンビニで三食済ませる人は少数派ではないでしょうか。

どこにでもあるようなビーチで、遠方からの観光客だけを相手にするというのはどこか限界を感じました。

地元の人はお金をあまり落とさないけど、それが大多数なら、それをターゲットにした商売をするべき。

遠方からの観光客を相手にしたければ、遠くからでも来たくなるような”価値”をビーチ、ひいては、因島に付加しなければならなりません。

幸い因島には「しまなみ海道」という”価値”につながる可能性があるので、これをうまく活用していくのがカギになりそうです。

その3、インスタ映え撮影ポイントが必要

たとえばこの写真。

なんかインスタ映えしそうなポイントを探して、自分でカメラ持ってあちこち撮ったのですが、、

真ん中上部にある扇風機はまだしも、右側の「アサヒスーパードライ」の看板や、ずれた日避けなど、映えるためには映り込んでほしくないものが入っています。

(もちろん、これらが入ってなかったら最高の写真だ、と自分の腕前を棚に上げているわけではありません。笑)

例えば、東京ディズニーランドでは、どこを見回してもビル等園外の建物が見えないように工夫されています。

さすがに、そこまで徹底する必要はなくとも、「インスタに写真を上げたい!」と思っている人に対して、「ここで撮れば間違いなく映えますよ!」と胸を張って言えるようなポイントを数か所用意しておくべきだったかなと思います。

おそらくこれは、今インスタで流行っているお店とかでは、内装や外装のデザインを考える時点から計算されているはずです。

もともと女性は口コミの拡がりが早く、BtoCの企業では昔から重視されていますが、インスタという武器を持った女性はさらに拡散力が強く、その影響力を無視しては、オシャレで推していくような商売はうまくいかないレベルまできています。

来年はそういったことをもっと重要視していきたいです。

その4、アルバイトを教育するのは大変

THE BEACH TERRACEは今年で2年目です。

去年のバイトは成人している人が多かったのですが、今年のバイトは全員未成年でした。その中でも、高校1年生が多かったです。

高校1年生で、初めてのアルバイト。

あの時の自分はどんなことを考えていたか、とか、僕が高校1年生のころを振り返りながら探り探り接していました。

教えたことがすぐにできないとか、敬語がなってないとか、そんなことは全然許容範囲で、「まぁ最初はしょうがないな。」ぐらいのつもりでいたら、結局夏が終わるまでそのままでした。

バイト中なのに床に座り込んだり、スマホでゲームをしたりと、本当にもうやりたい放題でした。笑

でも、これは彼らが悪いのではなく、大人の責任だと思います。

思い返せば、僕が最初にバイトしたのは引っ越しのバイトでしたが、その時はこれでもかって言うぐらい怒られました。18歳の時です。

「養生」とか「巻きダン」とか知らない単語混じりで指示されて、わからないけどいちいち聞けず、聞いたら聞いたで怒られるし、あれはもう本当大変でした。笑

でも毎回怒られながらも続けていくことで、怒られないように必死でやるから早く色々なことを覚えて、10回目ぐらいにはもう怒られることはなくなっていました。

この10回の間に僕は確実に成長できたということです。

もちろんこれは、怒りまくればいい、と言っているわけではないです。

働く人の常識を彼らに教えてあげるのは、一緒に働いている人の役目だというわけです。

そういうことをしっかり教えてあげられる大人になる必要があると思いました。

その5、客数の予測と在庫の仕入れはかなり難しい

お客さんが1日にどれくらいくるかを見極めて、朝一の仕込みをするわけですが、これがめちゃくちゃ難しいです。

一番最悪なパターンは、思ってたよりお客さんが来すぎて、お昼に出せる料理が一つもなくなり、新たに作るのができるまで待ってもらわないといけないという場合です。

この状態になると、調理に人が取られて接客がすごくバタバタします。

平日はとくに人数も少なめでやっているので、平日にお客さんが大量にくるイレギュラーとかがあると軽くパニックです。笑

在庫の仕入れに関しても、夏の終わりが海の家の終わり、つまり、在庫が残るとそのままロスになるか、冷凍庫でずっと保管される羽目になるわけです。

去年は初めての年だったこともあって、大量の揚げ物が残ってしまったらしいのですが、今年はその反省を生かして、ほとんど在庫あまりはありませんでした。

しかし、ロスをなくすことを意識しすぎるあまり、本来ならいっぱい需要があった営業最終日に「売り切れました、ごめんなさい」と謝りまくることになりました。笑

これは結果論で、正直どうしようもなかったのですが、仕入れにはこういう難しさがあります。

その6、「無料」は色々なことをダメにする

しまなみビーチは無料でできることが多いです。

公園に駐車場が200台ほどありますが、この駐車場は無料です。

でも駐車場にくる車を誘導する警備員はいます。

芝生がきれいに刈り取られた公園を利用するのも、そこでBBQするのも無料です。

でも、公園を管理する管理人はいます。BBQをしていた人が捨てていったゴミを拾う人もいます。

その人件費はどこから出ているかということですよね。あえてこれ以上言いませんけど…。

その7、レンタル品は壊れる

これと次はおまけみたいなもんです。

浮き輪のレンタルをしていたのですが、これがすぐに壊れる

最初10個ぐらいあった大きい浮き輪が、夏の終わりには2個になっていました。笑

ビーチにこんな感じの桟橋(という名の飛び込み台)があるんですが、干潮時だと海面まで5mぐらいあります(高さわからんなコレ)。

ここから飛び込むのは最高に気持ちいいんですが、この壁にカキがいっぱいくっついていて、浮き輪がそこに擦れて割れるんですね。

浮き輪が割れないようにするにはどうするか、また考えておかないといけません。

その8、ミックスナッツは売れない

これ僕の提案で今年から導入したんですけど、この夏で3回ぐらいしか注文でてません。笑

そんなに仕入れてないのでロスにもなっていないのですが、まさかこんなに売れないとは…

これもまた経験ですね…ね?

果たして僕たちはお客様に尽くせていたのか

ちょうどこれを書いているときにカンブリア宮殿の、すかいらーくを創業した横川竟さんの回を観まして、横川さんが、客に尽くす、客を喜ばせることが第一である。というようなことを言ってました。

それを聞いて、やっぱりそうだよなぁ…と思いました。

飲食店でお客さんに喜んでもらおうと思ったら、いかに安く美味しいものを食べさせられるか、接客や雰囲気に心地よさを感じてもらうか。そういった所にあると思います。

果たして、この海の家でそれができていのか。

しかし、このお客さんに尽くすというのが、本当に難しい。

例えば、フライドポテトひとつとってもそうです。

ポテトを揚げて、ウォーマーにしばらく入れておくと、だんだんとシナシナになります。

シナシナのポテトを売りたくはないですが、捨てるのは食糧廃棄の問題に繋がりますし、注文があってから揚げるとお客さんをだいぶ待たせることになります。

これを解決するには、①高速で揚げられる装置を導入する(あるかわかりませんが)、②そもそもポテトを揚げない、とかそんな平凡な答えしかすぐには浮かびませんが…それを努力でなんとかするのが社会に貢献するということなんでしょう。

おわりに

本記事は、一か月以上ぶりの更新となります。ご無沙汰しておりました。

最近までずっと働きどおしだったもので、ブログを書く時間が確保できませんでした。

英語の勉強電気工事士の勉強もしてますし…。笑

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今も忙しくて、とりあえず急ぎで書きましたが、振り返りはしておきたかったので、ちゃんと書いておきました。

来年の自分が読んだ時、ちょっとは役にたちますように。

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